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ソーシャルな資本主義

「ソーシャルな資本主義」読了。

著者の國領氏は、とっても読み易い文章を書きます。
以前、組織科学への投稿論文か何かを読んだ時もスマートな印象を受けました。

この本はプラットフォームを基点に、モジュールや蓋然性のマネジメントが創発を産む上で重要であることを示しています。

折しも、本日のクローズアップ現代で「クラウドソーシング」がテーマになっていましたが、そもそもクラウドソーシングが可能になる背景には、そのプラットフォームを構築した会社の存在がある訳です。

さて、これを読み終えた後に考える産業政策って、今までとはかなり別次元の発想になって行かざるを得ない。
ぼやっとしたイメージだけど、これまで「支援」とか「補助」ってイメージの政策が多かったけど、今後は行政が共同体の1アクターとしてプラットフォームを構築又は関わって行けると強いんだろうな。
そもそも政策作ってもそのとおりに世の中が動く程簡単ではないし。
蓋然性をマネジメントしようとしたら、「支援」ではなく「恊働」でしかできないだろう。
その時の、行政と企業の関係性を社会がどう倫理的に判断するかも重要。
癒着とみるか、強みを延ばそうとしているとみるか。
まあ、癒着と見えるような状態では上手く行かないだろうけど。

いずれにせよ、今後考えるとしたら「ソーシャルシステムデザイン」の発想がどうしても必要になって来る。
もう一度横山禎徳さんのプレゼン資料を読んでみようかな。
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by ape-deluxe | 2013-07-17 00:04 | 経営関係